庭園を抜けると、目の前に巨大なトーテムポールが来館者の皆様をお迎えします。国立民族学博物館は、常設展と定期的に替わる特別展で、8つの異なる文化の文物を紹介しています。それらは皆、人類とは何かについての物語を雄弁に語ってくれます。
人間にとっての普遍的なテーマである哀悼、祝い、装飾品、祈り、そして争い。これらのストーリーによって、訪れる人々は、世界に存在する甚大な文化の多様性に目を開かれるでしょう。オセアニアから北極、芸者から仏陀、メッカからライデン。どんなに異なる文化を生きていても、私たちは本質的には同じものなのだということを、是非とも国立民族学博物館で発見して頂きたいと思います。