リニューアル3周年記念 名品展 第2部 
桃山・江戸の華とわび

September 27, 2019 to October 28, 2019

桃山時代には、華やかな金碧障屏画が城郭や邸宅を飾る一方、茶の湯の世界では、舶来した唐物の賞翫に加え、不完全・不定形や自然の生地の美を志向する「わび茶」が千利休によって大成しました。
戦国の乱世が終わり泰平の世を迎えると、生活を謳歌する気分が高まり、祭礼や遊楽などの風俗を画題とする絵画が隆盛し江戸中期になると、大衆の好尚に応え歌舞伎や吉原の遊女などを主題とした浮世絵が流行しました。
本展では、重文「湯女図」などの近世初期風俗画、勝川春章筆 重文「雪月花図」をはじめとする浮世絵の名品、さらに利休の創意による長次郎作「黒楽茶碗 あやめ」など、華やかさとわびの美意識が共に高揚した桃山・江戸時代の美術を所蔵品より精選し紹介します。

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開催場所

MOA美術館

〒413-8511 
静岡県熱海市桃山町26-2
Phone: 0557-84-2511(代)