保存・修復の実際―日本仏教彫刻に当たる新しい光

December 15, 2018 to June 30, 2020

7体の仏教彫刻の保存・修復活動の舞台裏を目にする稀少な機会です。

コンサベイターの研究室にようこそ。来館者は、修復士が7体の日本の仏教彫刻に手を入れる様子を、公開の工房で見ることが出来ます。これらの木像―仏陀・天王・明王像―は信仰の対象として9世紀から12世紀の間に製作され、彩色又は鍍金で美しく装飾されました。保存・修復プロジェクトでは美術館のギャラリーの一つを丸ごと使い、像の汚れを落としたり、剥がれかけた彩色や漆、鍍金を補修したりと、修復士がどのような技術を用いて保存・修復を行うかをご覧頂きます。通常これらの木像は本館でも人気の高い日本仏教寺院を模した展示室に展示されていますが、作業の為に順次移動されるので、来館者はここ数十年以来初めてこれらの作品を違った展示環境の中で鑑賞することが出来ます。また、収蔵庫から別の3体の彫刻を出して並べて展示することで、制作上の技法や様式の違い、保存状態の差などを比べられるようになっています。

公開工房は、修復士と学芸員が美術館所属の科学者と共同して、オリジナルのまま残された部分を見極め、以前の修復の記録を調査し、日本の木材研究家と共に使用された木の種類を割り出す作業を行う機会も提供しています。2020年に、これらの彫像は一新された日本仏教寺院展示室に戻ります。

進捗状況は#mfaconservationで、保存・修復プロジェクトに関するもっと詳しい情報はConservation in Actionでご覧になれます。

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開催場所

ボストン美術館

ボストン美術館

総合案内

マサチューセッツ州ボストン市
アメリカ合衆国
465 Huntington Avenue
Boston, Massachusetts 02115
USA
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