「山村コレクション」とは、兵庫県西宮市に在住していた企業家、山村德太郎(1926-1986)が収集した戦後日本の前衛美術の作品群です。山村の没後、兵庫県立近代美術館(当時)へ68作家167点が一括収蔵され、現在も当館現代美術コレクションの核となっています。将来的に公共の財産となることを念頭に集められた作品群は、個人の収集品とは思えぬ大きさと質を備えており、個々の作品は当館ほか国内外で度々展示される一方で、まとめて紹介される機会は限られてきました。
このたびの展覧会では、企画展示室に加え別棟のギャラリーも会場に、約20年ぶり、かつ過去最大規模の出品点数により、「山村コレクション」の全体像を紹介します。
ICOM京都大会開催記念特別展
「集めた!日本の前衛ー山村德太郎の眼
山村コレクション展」
August 3, 2019 to September 29, 2019
開催場所
兵庫県立美術館
〒651-0073
神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号[HAT神戸内]
Phone: 078-262-0901