日本女流版画協会1956–1965
日本の女性版画家たち

May 9, 2020 to November 8, 2020

とある一群の精気に溢れた現代エッチング、レリーフ・プリント(凸版画)、リトグラフ作品が東京のギャラリーに展示されたのは、1956年10月のことです。これが、日本における女性作家のための初めての版画業界団体、日本女流版画協会のデビューを飾る展覧会でした。男性大御所作家ばかりが犇く版画界で、才能ある女性版画家たちが表舞台に立つために決定的な役目を果たしたのがこの団体です。その後の10年間、設立に参加した9人のプロの女性版画家たちは、1965年のニューヨーク展を頂点として、それぞれが個々人のキャリアを追い始めるまでの間、協会を通して作品を発表し続けました。当館の所蔵作品と重要な個人コレクションから選ばれた作品による本展は、近現代の版画史研究で見落とされて来た重大かつダイナミックな出来事を掘り起こし、光を当てるものです。

本展では、協会創立メンバーの作品を年代順に紹介します。彼女たちの作品の多くは、現在では非常に手に入りにくいものになっています。健在なのはもう数人だけで、しかも90の齢を数えますが、彼女たちの作品群は見るものの目を惹きつける力と多様性に溢れています。1956年の設立から1965年まで、岩見禮花(1927〜)・小林ドンゲ(1926〜)・野中ユリ(1938〜)・内間俊子(1918〜2000)・吉田千鶴子(1924〜2017)等の女性作家たちは、日本初の女性による版画協会が掲げる広範にして激しいまでの創造的ビジョンを実証し続けました。

※美術館は当面の間閉館中です。

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開催場所

ポートランド美術館

ポートランド美術館

総合案内

オレゴン州ポートランド市
アメリカ合衆国
1219 SW Park Ave
Portland, OR 97205
USA
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