変貌し続ける大都市―東京。東京は社会的にも、経済的にも、政治的にも様々な変化を経験しています。1964年の東京オリンピックを契機に、インフラ整備は急ピッチで進みました。そして今また2020年のオリンピック開催を控えて、東京は変化しています。1970年代までの大規模な経済成長時代が終わり、1980年代のバブル経済を経て、日本の不動産の資産価値は大幅に減少しました。今世紀に入ってからは少子高齢化が進んだ上、2011年の東日本大震災は、人々が生きていく上での価値観そのものを変えてしまいました。これらの重大な変化を受けて、建築はどのように都市の変革を具現化しているでしょうか? 東京の発展における建築の役割とは? 日本の建築事務所であるアトリエ・ワンがキュレーターとデザイナーの二役を果たした本展では、公共的建築物の発展の様相と、1964年と2020年という二つの世界的なスポーツの祭典に挟まれた時代に東京に生まれたアートとパフォーマンスの空間を探訪します。
メイド・イン・トーキョー| 建築と生活 1964/2020
November 11, 2019 to January 26, 2020
開催場所
ジャパン・ソサエティー・ギャラリー
ニューヨーク州ニューヨーク市
アメリカ合衆国
Japan Society
333 East 47th Street
New York, NY 10017
U.S.A.
Phone: +1-(212) 715-1258