土屋信子:月へ行く30の方法

November 9, 2019 to March 1, 2020

日本人アーティスト・土屋信子の新作が、ウェールズで初めて公開されます。

土屋の作品は彫刻を主体とし、長年収集した家庭用品なども含めた多彩な素材を用いて、無定形で異質のものが混ざり合う、ミニマリスティックで機械的なオブジェに組み上げます。

ギャラリーのフロア一杯に広がる作品は、互いに対話し、印象的で詩的なインスタレーションを創出します。極小から極大へと注意深くサイズをシフトすることによって、土屋のインスタレーションは鑑賞者と空間とを結びつけます。彼女の彫刻は絶えず変化し続けます―それらは記憶と経験の貯蔵庫であり、過去・現在・未来のイマジネーションの象徴であり、時間と空間とを浮遊しシフトしていくのです。

土屋信子は、1972年に横浜で生まれました。作品の展示は幅広く、主な出展は2003年ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(イタリア)、2004年サーチ・ギャラリー(ロンドン/イギリス)、2007年新現代美術館(ニューヨーク/アメリカ)、2016年釜山ビエンナーレ(韓国)など、今年に入ってからは森美術館15周年記念展「六本木クロッシング2019展:つないでみる」にも出品されました。最近ではヨークシャー国際彫刻展に参加(リーズ美術館/イギリス)、日産アートアワード2020のファイナリストの一人でもあります。代理人はSCAI the Bathhouse(東京/日本)、Galerie Aline Vidal(パリ/フランス)及びAnthony Reynolds Gallery(ロンドン/イギリス)です。

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開催場所

モスティン・ギャラリー

ウェールズ、UK
MOSTYN
12 Vaughan Street
Llandudno LL30 1AB
Wales UK
Phone: +44-(0)-1492-879-201