日本人アーティスト・宮島達男が20年のキャリアの中で初めてアメリカの美術館で行う個展です。照明をベースにした4種の魅力的な没入型プレゼンテーションは、この国際的に知られたアーティストが作品制作の恒常的な哲学としている「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」を体現しています。仏教の実践から得た千年の教えを反映するように、宮島は今日の工業技術が生み出したLEDによる数字の表示とコンピューターテクノロジーを巧みに駆使して、静かで、かつ鮮烈に光り輝くオブジェとインスタレーションを創り出し、存在・空間・時間の深淵で無限の世界を現出します。
※サンタ・バーバラ美術館は、3月16日より臨時休館中です。再開は5月15日以降の予定です。