リニューアルオープンに合わせて、「最初の一歩:コレクションの原点」を開催します。
京都市美術館のコレクションの「最初の一歩」がどのような内容であったのか、87年の歴史を遡って紹介する特別企画です。開館3年目(1935年)の春に初めて開催した「本館所蔵品陳列」に出品された、コレクションの原点となる所蔵作品47点を一挙に展示します。
その内訳は、日本画22点、洋画10点、彫刻5点、工芸10点ですが、開館記念展となった大礼記念京都美術展や第15回帝展、第21回院展の出品作から美術館が購入した作品(38点)に加えて、美術館建設を推進した大礼奉祝会や作家から寄贈された作品(9点)が含まれていました。
本展を通して、再出発する美術館のコレクションの将来への「夢」を皆様とともに描いていきたいと願っています。