龍子没後、京都の美術館施設における初の回顧展!
川端龍子(1885-1966)は、東京で活躍した日本画家として知られています。戦前より「健剛なる芸術」の創造を唱え、従来の日本画の伝統にとらわれない斬新で豪快な作風を創出したことで知られています。主宰した「青龍社」は帝展・院展と肩を並べる日本画壇の一大勢力となりました。
このたび堂本印象美術館では、龍子の初期から晩年にかけての代表作を取り揃え、その画業を振り返る展覧会を開催いたします。
本展では、龍子が主張した会場芸術の作品、京都を題材にした作品などを展示すると共に、京都にゆかりのある青龍社の画家たちの作品も一部紹介します。龍子と同時期に活躍した日本画家、堂本印象(1891-1975)が建てた美術館で、東の雄である龍子芸術をお楽しみください。