女性初の日本美術院同人で、文化勲章を受章した小倉遊亀(1895-2000)。
家族や子供、または裸婦を含めた人物画、そして静物画をよく描きました。
対象の本質を捉えようとする理知的造形が魅力で、個々の持つぬくもりを感じさせる独自の視点を確立しています。
本展では、遊亀の画業を紹介するとともに、師の安田靫彦をはじめとして、横山大観、菱田春草、今村紫紅、速水御舟、小茂田青樹、小林古径、前田青邨ら院展の仲間の、時代を切り開いた優作が一堂に会します。
滋賀県立近代美術館が所蔵する粋(すい)であるこれらは、日本画を語る上で欠かせない作品群であることは間違いなく、まとまって見られる貴重な機会となります。
小倉遊亀と院展の画家たち展
滋賀県立近代美術館所蔵作品による
June 28, 2019 to August 26, 2019
開催場所
島根県立美術館
〒690-0049
島根県松江市袖師町1-5
TEL:0852-55-4700